Motor Control 研究会

脳・身体・行動の融合科学

The Japanese Society for
Motor Control

Motor Control 研究会

冬の学校2022

2023年1月7日にMotor Control研究会若手研究者の会員を対象とし「2022年度冬の学校」を開催いたしました。
当日の様子と受講生の参加体験記をまとめましたのでご覧ください。
Motor Control研究会では今後も若手研究者の方々の支援を継続して取り組んでいきます。

2022年度Motor Control研究会 冬の学校

2023年1月7日(土曜)慶應義塾大学日吉キャンパスにて2022年度Motor Control研究会冬の学校を開催しました。全国各地からご参加いただき30名を超える参加者となりました。ご支援をいただきましたMotor Control研究会事務局、会場準備のお手伝いをしていただきました慶應義塾大学牛山研究室の皆様に感謝申し上げます。

 今回は新たな取り組みとしてMotor Control研究をリードする研究者が現在の研究メソッドを用いるに至った【来歴】にスポットをあて大須理英子先生(早稲田大学)と野崎大地先生(東京 大学)にご講演をいただきました。特に普段学会等ではお聞きできないようなキャリア形成に関するお話をお聞きすることができ、若手研究者の参考になったと 思います。さらに午後にはMotor Control研究を題材とした参加者主体の課題解決型ワークショップを行いました。このワークショップでは、横井惇先生(情報通信研究機構・未来ICT 研究所脳情報通信融合研究センター)、板口典弘先生(慶應義塾大学)、桐本光先生(広島大学)、武見充晃先生(慶應義塾大学)にチューターをしていただき 小グループに分かれてチューターの先生からいただいた「研究の問い」について研究アプローチの戦略やそれを実現するための研究手法について議論をしていた だきました。バックグラウンドが異なる若手研究者の方々の活発で学際的な議論に大変感銘を受けました。(文責:アウトリーチ委員会 上原一将)

※写真撮影の瞬間のみマスクを外しております

冬の学校 参加体験記1

今年度の冬の学校は、午前の部は教授陣による講演、午後は若手研究者がチューターとなって参加者と取り組む課題解決型ワークショップが実施された。

午前には野崎先生と大須先生による、研究者としての活動を中心とし、過去に行った研究に至るまでの変化や、その場所で得られた経験などについての講演が行われた。

午後のワークショップでは、横井先生、板口先生、桐本先生、武見先生による研究紹介の後、参加者が4班に分かれ、先生達が提示したリサーチクエス チョンについて議論した。ワークショップの結果は特色があり、具体的な実験を提案した班や、今後起こりうる問題について提示した班もあった。

今回の冬の学校は、Motor Control研究への興味や理解が深まるだけでなく、研究者としてどのように活動していくかを考える非常に良い機会だった。

高田一真(沖縄科学技術大学院大学 身体性認知科学ユニット)

冬の学校 参加体験記2

私は初めて対面開催の「冬の学校」に参加しました。午前中の先生方の講演では、研究に至るまでの経緯や思い、私生活についてもきくことができ、とて も貴重な時間を過ごすことができました。午後のグループワークでは、お互い研究内容が異なっていても、それぞれが意見を出し合い議論することで、1つの研 究の流れをつくることができました。段々とアイデアがまとまるとともに、自分の理解も少しずつ進んで議論に参加できるようになったことが嬉しかったです。

帰りの新幹線で、また皆さんにお会いして議論できるように自分も頑張りたいと思いました。参加して良かったです!

野上素子(情報通信研究機構・未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター)

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