MC17

Aug. 24-26, 2023

MC17開催にあたってのご挨拶

17回目の開催を迎える今回大会のとりまとめを仰せつかっています、国立障害者リハビリテーションセンターの河島です。MC17の開催場所は交通至便の東京大学本郷キャンパス赤門横にある福武ホール、コロナウイルス感染対応が5類移行となったことを受け、以前の恒例であった懇親会なども企画したいと考えています。

MC17の特別講演は京都大学の伊佐正先生に「機能回復の脳科学」というテーマにてお引き受け頂くことができました。メインシンポジウムは大会長がテーマ設定をする慣習となっていますので、伊佐先生のご講演内容との関連性を考慮し、運動制御研究の関連領域・アウトリーチターゲットとして「再生医療との連携・融合」に焦点を充てたシンポジウムを企画したいと考えております。メインシンポジウムは3日間の研究会の初日最初のプログラムとして実施、直後に特別講演、2日目・3日目は公募シンポジウムおよび本研究会の恒例スタイルの、一般演題ショートトーク+ポスター発表(一般演題の中からセレクトトーク選出)にて進める予定です。

Motor Control研究会は平成19年に発足、生理学・生物学・工学・医学・リハビリ・スポーツ科学を包含する学際的領域から200名前後の参加者が参集、ディープでアクティブな議論を展開する、大変楽しく刺激的な研究会です。本研究会Webサイトのトップページにありますとおり、 「本研究会では、国内の各地で運動制御機構について研究している者が一堂に会して、 それぞれの研究成果を報告し合い議論し合うこと」を目的としており、学生・ポスドクなどの若手研究者の参加が多いこと、さらに研究者のみならずリハビリテーション領域の医療専門職の参加も多いのが特徴です。是非、多くの方々にご参加いただき、積極的なディスカッションと情報共有の場として頂きたいと思います。

MC17大会長
河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

開催概要

日時:2023年8月24日(木)-26日(土)
場所:東京大学 福武ホール
大会長: 河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
実行委員長:野崎大地(東京大学)
プログラム委員:荒牧勇(中京大学)、上原信太郎(藤田医科大学)、武見充晃(慶應大学)

プログラム

特別講演

伊佐 正 先生

 京都大学大学院医学研究科長・教授 

 同ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)・主任研究者

テーマ︓「機能回復の脳科学」

略歴:

1985年東京大学医学部医学科卒業、医師免許取得。1989年東京大学大学院医学系研究科単位取得退学・医学博士号。1988-90年スウェーデン王国イェテボリ大学客員研究員。1989年東京大学医学部付属脳研究施設助手。1993年群馬大学医学部講師のち助教授。1996年岡崎国立共同研究機構生理学研究所教授。2015年京都大学大学院医学研究科教授。2022年京都大学大学院医学研究科長/医学部長。

2002-15年ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」課題管理者。2008-12年脳科学研究戦略推進プログラム課題C「独創性の高いモデル動物の開発」拠点長。2016-20年脳科学研究戦略推進プログラム「意思決定」拠点長。第24-25期日本学術会議会員。2017-19年日本神経科学学会・会長。2020-22年日本脳科学関連学会連合代表。専門は巧緻運動と認知機能を制御する神経回路と損傷後の機能回復機構。

ブレインサイエンス振興財団塚原仲晃記念賞。文部科学大臣表彰・科学技術分野受賞。

シンポジウム

| 公募シンポジウム

MC17では、公募シンポジウム(1件につき90分の予定)を1〜2件募集いたします。
枠に限りがありご希望に沿えない可能性もございますが、予めご了承ください。

シンポジウムタイトル、オーガナイザー、シンポジウムのねらいと概要、シンポジストのリストを提案書書式にご記入いただき、事務局 までお送りください。
提案書書式はこちらから↓
https://motorcontrol.jp/2023/05/19/mc17-symposium/
(トップページ→ News→ MC17 公募シンポジウムの募集を開始いたします!)

締め切りは、6月10日(土)とさせていただきます。
メールのタイトルは、「第17回MC研究会シンポジウム企画」としていただけると助かります。
*オーガナイザー、シンポジストのジェンダー、研究分野などの多様性にご配慮いただくよう、強く推奨いたします。
 採択の際に考慮の対象とさせていただきます。

ご不明の点は、事務局までメールでお問い合わせください。
是非、多様な視点からのシンポジウムをご提案頂けますと幸いです。皆様、奮ってご応募ください。

参加方法

参加登録開始は6月ごろを予定しています。

⼀般演題登録・若手奨励賞応募要項

演題登録開始は6月ごろを予定しています。