MC17

Aug. 24-26, 2023

MC17閉会にあたってのご挨拶

第17回Motor Control研究会にご参加頂き大変ありがとうございました。魅力的なシンポジウム提案、クオリティの高い数多くの演題登録をいただき、リアル対面での 活気あるディスカッション+懇親会を通して盛会のうちに終了することができました。
セレクト演題・一般演題ともに活発な議論ができて有意義でした。伊佐先生には、「MC研が始まった当初と比べると格段にクオリティが上がっている」とのあ りがたいお言葉を頂きました。これは関先生を中心に日本のMC研究の底上げを、というミッションのもとに本研究会を盛り上げてこられたことの成果の現れだ と思います。毎年参加して実感することですが、200人規模の参加者がフラッシュトークとポスター発表を軸に一つの会場ですべてのプログラムに参加すると いうMC研のスタイルは心地良いですね。
コロナ禍での現地開催が困難であった時期を経て、前回大会にて対面開催復活、今回は懇親会を復活させることができました。前回大会直後に、今回のとりまと め役についての打診を頂いた時には、果たしてうまくできるものか、と不安を持ちましたが、参加者規模に最適な会場をご準備頂き、運営全体を統率して頂いた 実行委員長の野崎先生、事前準備や設営・会場設備の円滑使用に尽力して頂いた野崎研究室のみなさん、昨年度までのノウハウやご経験から全体ガイドをしてい ただいた事務局のみなさん、プログラム委員の方々、運営を補佐してくれたスタッフの皆さんのお陰を持ちまして、無事終えることができました。この場を借り て御礼・感謝いたします。ご協賛いただきました企業様にも改めて感謝いたします。
来年はCiNetチーム主体での大阪開催。向こう1年の成果持ち寄ってディスカッションしましょう。

第17回Motor Control研究会大会長
河島則天

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若手奨励賞を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。

[A15] Gurgone Sergio (脳情報通信融合研究センター, 情報通信研究機構)
「Decrease in visual information shifts the representation of visuomotor memory from extrinsic to intrinsic」
[A16] 山中 都史美(中部大学)
「視覚-前庭覚間で共有される反射性眼球運動の予測的リズム」
[A20] 財津 吉輝(慶應義塾大学)
「左右肢の運動順序やタイミングによって両腕運動学習はどう変調するか?」
[A30] 女川 亮司(早稲田大学)
「運動意思決定におけるリスク志向バイアスに影響する主観的態度と方略選好」
[A33] 彦坂 幹斗(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
「車椅子レーサーの運動制御戦略-バイオメカニクス的分析による動作パターンの特徴化-」

人気発表賞を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。
[S1] 林 拓志 (東京大学)
「事前に実施した感覚運動経験が直後の運動精度を向上させる」
[S3] 五味 裕章(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
「視覚処理と運動生成をつなげる -CNNによる構成的検討-」
[S5] 瀧山 健 (東京農工大学大学院)
「スプリットベルト歩行適応における筋シナジーの適応依存的変調」
[B17] 横井 惇(情報通信研究機構)
「運動学習記憶の見かけの忘却と文脈学習」
[B28] 石橋 遼(情報通信研究機構)
「前側頭葉と上頭頂小葉における道具の使用目的と使用動作の表象」

開催概要

集合写真(特別講演後)三日間ありがとうございました!

日時:2023年8月24日(木)-26日(土)
場所:東京大学 福武ホール
大会長: 河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
実行委員長:野崎大地(東京大学)
プログラム委員:荒牧勇(中京大学)、上原信太郎(藤田医科大学)、武見充晃(慶應義塾大学)

☆プログラムのダウンロードはこちら

ご協賛企業

MC17開催にあたってのご挨拶

17回目の開催を迎える今回大会のとりまとめを仰せつかっています、国立障害者リハビリテーションセンターの河島です。MC17の開催場所は交通至 便の東京大学本郷キャンパス赤門横にある福武ホール、コロナウイルス感染対応が5類移行となったことを受け、以前の恒例であった懇親会なども企画したいと 考えています。

MC17の特別講演は京都大学の伊佐正先生に「機能回復の脳科学」というテーマにてお引き受け頂くことができました。メインシンポジウムは大会長が テーマ設定をする慣習となっていますので、伊佐先生のご講演内容との関連性を考慮し、運動制御研究の関連領域・アウトリーチターゲットとして「再生医療と の連携・融合」に焦点を充てたシンポジウムを企画したいと考えております。メインシンポジウムは3日間の研究会の初日最初のプログラムとして実施、直後に 特別講演、2日目・3日目は公募シンポジウムおよび本研究会の恒例スタイルの、一般演題ショートトーク+ポスター発表(一般演題の中からセレクトトーク選 出)にて進める予定です。

Motor Control研究会は平成19年に発足、生理学・生物学・工学・医学・リハビリ・スポーツ科学を包含する学際的領域から200名前後の参加者が参集、 ディープでアクティブな議論を展開する、大変楽しく刺激的な研究会です。本研究会Webサイトのトップページにありますとおり、 「本研究会では、国内の各地で運動制御機構について研究している者が一堂に会して、 それぞれの研究成果を報告し合い議論し合うこと」を目的としており、学生・ポスドクなどの若手研究者の参加が多いこと、さらに研究者のみならずリハビリ テーション領域の医療専門職の参加も多いのが特徴です。是非、多くの方々にご参加いただき、積極的なディスカッションと情報共有の場として頂きたいと思い ます。

MC17大会長
河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

プログラム

特別講演

伊佐 正 先生

 京都大学大学院医学研究科長・教授 

 同ヒト生物学高等研究拠点(WPI-ASHBi)・主任研究者

テーマ︓「機能回復の脳科学」

略歴:

1985年東京大学医学部医学科卒業、医師免許取得。1989年東京大学大学院医学系研究科単位取得退学・医学博士号。1988-90年スウェーデ ン王国イェテボリ大学客員研究員。1989年東京大学医学部付属脳研究施設助手。1993年群馬大学医学部講師のち助教授。1996年岡崎国立共同研究機 構生理学研究所教授。2015年京都大学大学院医学研究科教授。2022年京都大学大学院医学研究科長/医学部長。

2002-15年ナショナルバイオリソースプロジェクト「ニホンザル」課題管理者。2008-12年脳科学研究戦略推進プログラム課題C「独創性の 高いモデル動物の開発」拠点長。2016-20年脳科学研究戦略推進プログラム「意思決定」拠点長。第24-25期日本学術会議会員。2017-19年日 本神経科学学会・会長。2020-22年日本脳科学関連学会連合代表。専門は巧緻運動と認知機能を制御する神経回路と損傷後の機能回復機構。

ブレインサイエンス振興財団塚原仲晃記念賞。文部科学大臣表彰・科学技術分野受賞。

 

シンポジウム

| メインシンポジウム「先端医療とMotor Controlの接点」

オーガナイザー
河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)

障害による運動機能の減退、運動制御の不調和を克服し、従来想定よりも高い水準の機能改善を目指すためには障害の発現機序や身体運動の制御機序に関する原 理理解が必要不可欠である。本シンポジウムでは、脊髄損傷および脳卒中後の重篤な身体機能障害の原因をつきとめ、分子生物学的観点から新規再生医療手法の 確立を目指して基礎・臨床両面からの研究に取り組んでいる医師、電気生理の特性理解と原理基盤を駆使して新規手法で身体機能回復のメカニズム解明に取り組 んでいる研究者をシンポジストに招き、先端医療とMotor Controlの接点についてディスカッションする。

 

シンポジスト
阿部弘基
(横浜市立大学大学院医学研究科生理学教室・准教授)

「AMPA受容体シナプス移行促進作用を有する機能回復促進薬の研究開発」

シンポジスト
廣田亮介
(札幌医科大医学部整形外科学講座・助教)

「脊髄損傷に対する骨髄間葉系幹細胞の経静脈投与後に賦活化される脳脊髄路」

シンポジスト
田添歳樹
(東京都医学総合研究所脳神経科学研究分野・主席研究員)

「脊髄損傷者の機能回復を促進する新規技術の開発」

| 公募シンポジウム1「ヒトの自由な行動はどのようにして獲得されるのか?」

オーガナイザー
金沢星慶(東京大学大学院情報理工学系研究科)

私たちはほとんど無意識に環境や状況の変化に対して、適応的に行動を調整することができる。しかし、これは生まれついての能力ではなく、神経成熟や様々な 経験やその学習に依存する、すなわち、発達的に獲得された能力である。その獲得過程には発達初期にしか見られない特性や成人期にまで影響する要因も多く存 在する。本シンポジウムでは、私たちの「自由な行動」の獲得過程の理解を深めるため、感覚運動システム(金沢)、運動主体感(宮崎)、実行機能(森口)、 多感覚予測情報処理(長井)などについて発達的観点から紹介する。

シンポジスト
金沢星慶
(東京大学大学院情報理工学系研究科・特任助教)

「感覚と運動のつながりの初期発達」

シンポジスト
宮崎美智子
(大妻女子大学社会情報学部・准教授)

「行為で自分を手に入れる:運動主体感の初期発達」

シンポジスト
森口佑介
(京都大学大学院文学研究科・准教授)

「実行機能の発達機構」

シンポジスト
長井志江
(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構・特任教授)

「多感覚予測情報処理による認知行動の獲得」

| 公募シンポジウム2「Eye metricsから読み解く自然行動中の心身潜在スキル」

オーガナイザー
西條直樹(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)

ヒトの自然行動中の多様なスキルには脳の潜在的な情報処理が関わっている。心身の潜在的なスキルのメカニズムに迫るうえで、眼球運動は非常に強力なメトリ クスとなりうる。本シンポジウムでは、眼の動きから読み取れる心身潜在スキルの諸側面と、その眼の動きを支配する認知神経基盤の理解から、スキルを構成す る情報処理メカニズムの理解に迫る議論をする。

シンポジスト
横井惇
(NICT 未来ICT研究所脳情報通信融合研究センター・研究員)

「瞳孔径変化と運動学習」

シンポジスト
桑水隆多
(京都大学大学院文学研究科学振特別研究員PD)

「瞳孔・瞬目から読み解く身体運動と認知機能の関係」

シンポジスト
西條直樹
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所・主幹研究員)

「Eye metricsから読み解くアスリートの心身潜在スキル」

シンポジスト
Hsin-I Liao
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所・主任研究員)

「瞳孔・眼球運動に基づくマインドリーディング」

| セレクトトーク 

[ポスター発表8月25日]

[S1] 林 拓志 (東京大学)
「事前に実施した感覚運動経験が直後の運動精度を向上させる」
[S2] 岡田 征剛(東京大学大学院)
「視覚情報に基づくprediction及びpostdictionが衝撃力の知覚に与える影響」
[S3] 五味 裕章(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
「視覚処理と運動生成をつなげる -CNNによる構成的検討-」
[S4] 中村 晃大(大阪大学)
「脳波ベータリバウンドが示すヒト静止立位姿勢神経制御の間欠性」
[S5] 瀧山 健 (東京農工大学大学院)
「スプリットベルト歩行適応における筋シナジーの適応依存的変調」
[S6] 齊藤 寛人(東京大学)
「視覚的な背景情報に基づく予測誤差が運動伝染に与える影響」
[S7] 北 佳保里(京都大学/Johns Hopkins University)
「A cost for switching between learned controllers for different visuomotor maps」

| フラッシュトークA

[ポスター発表8月25日]
(若)=若手奨励賞審査対象発表

[A01] 加藤 辰弥(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)(若)
「新規な多関節協調運動獲得に伴う大脳皮質の神経律動変容」
[A02] 杉野 広尭(慶應義塾大学大学院)(若)
「両上肢姿勢制御課題における筋活動パターンに応じた伸張反射応答の変調」
[A03] 新井 涼史(大阪大学)
「異なる周波数の神経筋電気刺激が前脛骨筋の脊髄反射回路に及ぼす影響」
[A04] 津ケ谷 将太(大阪大学)
「異なる周波数の神経筋電気刺激が皮質脊髄路興奮性に及ぼす影響」
[A05] 藤巻 達郎(慶應義塾大学)(若)
「EEGニューロフィードバック下での運動想起訓練がもたらす皮質脊髄興奮性増強効果 ー経頭蓋磁気刺激による刺激反応曲線を用いた検討ー」
[A06] 仁藤 充洋(山形県立保健医療大学)
「ヒト頚部への経皮的ランダムノイズ刺激による皮質興奮性の増大」
[A07] 周 景(慶應義塾大学)(若)
「Individual Difference in Temporal Relation between Corticomuscular Coherence and Event-related Desynchronization during Intermittent Contractions」
[A08] 岩間 清太朗(慶應義塾大学)
「一次運動野興奮性の自己調節訓練は単純反応時間の短縮を誘導する」
[A09] 関口 浩文(国立大学法人 山梨大学)
「経頭蓋磁気刺激による皮質運動マップの重複面積は新規の運動スキル獲得に関連する」
[A10] 曽我 祐太(電気通信大学)
「脊髄細胞群による四肢の固有感覚の表現様式解析」
[A11] 河野 友哉(京都大学)(若)
「運動の探索過程が上肢による新規運動の学習に与える影響の検討」
[A12] 赤松 拓海(広島大学)
「力発揮方向が立位での上肢等尺性力発揮課題における力発揮角度精度に及ぼす影響:予備実験結果の報告」
[A13] 伊藤 貴紀(埼玉県立大学大学院)(若)
「指屈筋腱の受動特性は手指運動を簡易化させ筋活動制御コストを軽減する」
[A14] 益戸 亮輔(新潟医療福祉大学)(若)
「技能定着局面における意図的抑制は運動技能の定着を促進するか?」
[A15] Gurgone Sergio (脳情報通信融合研究センター, 情報通信研究機構)(若)
「Decrease in visual information shifts the representation of visuomotor memory from extrinsic to intrinsic」
[A16] 山中 都史美(中部大学)(若)
「視覚-前庭覚間で共有される反射性眼球運動の予測的リズム」
[A17] 堀之内 峻之(広島大学大学院)(若)
「視覚刺激色の先行知識が歩行開始の反応時間と予測性姿勢調節に及ぼす影響」
[A18] 市川 万里子(慶応義塾大学大学院)(若)
「視覚運動環境の変化がもたらす皮質−筋コヒーレンスの変調」
[A19] 谷 恵介(追手門学院大学)(若)
「身体傾斜がもたらす上肢到達運動の偏倚 -手・標的位置および手初期位置への視覚フィードバックの影響―」
[A20] 財津 吉輝(慶應義塾大学)
「左右肢の運動順序やタイミングによって両腕運動学習はどう変調するか?」
[A21] 高木 敦士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
「Command timing variability, rather than signal-dependent noise, determines motor coordination」
[A22] WU WEI-PO(東京大学)(若)
「Heart rate response to sensory prediction error and task error in reaching movement」
[A23] 岡﨑 俊太郎(株式会社資生堂)
「笑顔の表出は眉間のシワを作る表情筋の活動を抑制する」
[A24] 森山 真衣(京都大学大学院)(若)
「下肢を用いた目標指向運動の適応時における予測的な立位姿勢制御」
[A25] 原口 朝妃(京都大学)(若)
「体重免荷による低重力環境への目標指向的な立位姿勢制御の適応」
[A26] 藤村 泰成(京都大学)(若)
「転倒リスクの大きさが二足立位での目標指向型運動に与える影響の検討」
[A27] 乾 康浩(畿央大学大学院)
「脳卒中患者における不整地歩行戦略の経時的変化」
[A28] 市村 大輔(産業技術総合研究所)
「すくみ足のサブタイプを模擬する神経筋骨格モデルの歩行シミュレーション」
[A29] 小林 明美(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
「複数の球速の組み合わせがGo/Nogo打撃パフォーマンスに与える影響」
[A30] 女川 亮司(早稲田大学)(若)
「運動意思決定におけるリスク志向バイアスに影響する主観的態度と方略選好」
[A31] 草深 あやね(早稲田大学)(若)
「投球における試行間誤差修正の2次元評価と正確性への影響」
[A32] 西薗 良太(日本電信電話株式会社)
「スポーツ運転中の瞬目パターンは熟練ドライバーに限定されたものか?」
[A33] 彦坂 幹斗(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)(若)
「車椅子レーサーの運動制御戦略-バイオメカニクス的分析による動作パターンの特徴化-」
[A34] 浦丸 浩一(横浜市立大学)
「Edonerpic maleate はAPMA受容体のシナプス後膜移行によって脊髄損傷後の上肢機能回復を促進する 」
[A35] 西丸 広史(富山大学)
「マウスの動機付け行動課題学習における運動の変容」

| フラッシュトークB

[ポスター発表8月25日]
(若)=若手奨励賞審査対象発表

[B01] 進矢 正宏(広島大学)
「ばらつきを比較する際の試行数と被験者数が検定力に与える影響」
[B02] 奥内 蒼馬 (京都大学)
「上肢到達運動における速度─正確性トレードオフの異方性評価」
[B03] 後藤 卓 (慶應義塾大学) 「上肢到達把持運動制御メカニズムの発達的検討」
[B04] 宮崎 龍哉 (高知工科大学大学院)
力場環境の学習と想起に関連した脳活動の検討」
[B05] 松木 明好 (四條畷学園大学)
「SCD症例の急速到達運動パフォーマンスと運動野機能に関する検討」
[B06] 横山 莉子 (慶應義塾大学)
「脳卒中片麻痺患者の腕到達運動にみられる運動選択特性の一例」
[B07] Barradas Victor (東京工業大学)
「The role of manipulability ellipsoids in the speed of learning inverse models of arm reaching」
[B08] 孫 一平(京都大学)
「Deep learning-based quantitative analysis for macaque hand dexterity 」
[B09] 進士 裕介 (中部大学大学院)
「Kalman filterによる 空間識形成過程の モデリングと傾き -並進曖昧性問題 への適用」
[B10] 村松 光太朗 (東京大学大学院)
「The bifurcation analysis of the Matsuoka oscillator model for oscillatory and convergent neuronal activities」
[B11] 福田 紀生 (情報通信研究機構)
「統計形状モデルによる個人筋骨格形状の予測」
[B12] 松尾 理沙 (大阪大学大学院)
「ヒト静止立位姿勢を安定化させる間欠制御戦略の深層強化学習による獲得」
[B13] 健庭 劉(大阪大学)
「Two opposite postural adaptations during physically-perturbed single-legged landing」
[B14] 久保田 圭祐 (埼玉県立大学)
「変形性膝関節症者の歩行における筋活動パタンはpreferred directionと異常な複数関節トルクから再現しうるか」
[B15] 河島 則天 (国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
「相対空間→絶対空間座標系変換による追尾型歩行計測システムの開発(第2報)」
[B16] 板口 典弘 (慶應義塾大学)
「視覚運動順応における課題間転移効果の検討」
[B17] 横井 惇(情報通信研究機構)
「運動学習記憶の見かけの忘却と文脈学習」
[B18] 横田 大樹 (慶應義塾大学)
「試行間の短い休息は腕到達運動を用いた暗黙的な適応を促進するか?」
[B19] 牧野 勇登 (東京大学)
「誤差生起の時間情報を反映した運動学習応答は生じるか?」
[B20] 草野 恭子 (慶應義塾大学)
「受動的な神経筋電気刺激と機械刺激の併用は運動想起能力を向上させるか?」
[B21] 中小司 健人 (大阪大学)(若)
「複数の運動イメージと行動観察課題が上肢脊髄反射に与える影響」
[B22] 桐本 光(広島大学大学院)
「間歇的及び持続的な経耳介迷走神経刺激が短潜時求心性抑制に及ぼす影響」
[B23] 辻 寛謙(東京都医学総合研究所)
「経脊椎磁気刺激による誘発筋応答は求心性神経束由来の成分を含んでいるか?」
[B24] 林田 健順 (慶應義塾大学)
「神経筋電気刺激がもたらす皮質脊髄興奮性への影響」
[B25] 江川 史朗 (国立精神・神経医療研究センター)
「随意運動中ラット頚髄からの多チャンネル記録」
[B26] 出利葉 拓也 (慶應義塾大学)
「神経活動のバーストに基づく皮質-筋間の情報伝達機序の検討」
[B27] 棚町 兼也 (東京都立大学)
「仮想身体の自己身体化操作による運動錯覚の増強に関わる脳内神経基盤」
[B28] 石橋 遼(情報通信研究機構)
「前側頭葉と上頭頂小葉における道具の使用目的と使用動作の表象」
[B29] 那須 大毅 (NTT コミュニケーション科学基礎研究所)
「野球選手は“ストレート”を“まっすぐ”と錯覚し、そのバイアス量はボールに対する視線追従誤差と相関する」

参加方法

手順1:会員登録
大会に参加するには、Motor Control 研究会の会員である必要があります。
未登録の方は、下記URLより「会員について」をご覧のうえ会員登録を⾏ってください。
年会費:正会員5,000円、学生2,500円
再入会の方は、入会金:正会員5,000円、学生会員2,500円が必要となります。
※会員の方は、今年度の年会費のお支払いをお願いいたします。
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手順2:大会参加登録
下記の注意点をご一読いただき、こちらのURLより大会の参加登録を行ってください。
※参加登録は締めきりました。多くのお申込みを頂き、誠にありがとうございました。
 大会参加費:正会員 6,000円、学生 2,500円、
 懇親会費:正会員 6,000円、学生会員 1,000円
 受付期間:2023年8月17日(木)まで
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※当日参加は受け付けできませんので、必ず事前に参加登録をお願いいたします。
※懇親会の参加をご希望の方は、参加登録システムのチェックボックスにチェックを入れていただき、参加費のお支払いをお願いいたします。
※Get together partyは、大会参加者全員の参加を想定しております。お申込みの必要はございません。
※会場のキャパシティの都合上、定員を超えた場合はオンライン参加となる場合がございます。おおよその人数把握のため、参加登録の際、現地参加/オンライン参加(質疑応答への参加なし・聴講のみ)のいずれかを選択してください。
※口演発表(特別講演、シンポジウム、フラッシュトーク、セレクトトーク)が行われるステージ上のみ、参加登録者にオンライン配信する予定で す。オンライン配信を視聴の場合、発表中に質問をお受けすることができません。Slackにて議論を行っていただきますようお願いいたします。
※現地参加の場合とオンライン参加(視聴のみ)の場合で、参加費は変わりません。
※口演・ポスター発表を含めて、発表は全て現地での発表(オンサイト発表)となります。
※領収書の発行について
1.上記の参加登録画面からログインします。
2.イベント名「第17回Motor Control 研究会」を選択します。
3.画面の下の方の「文書発行」を選択します
4.「領収書」のチェックボックスをチェックし、プレビューで内容をご確認後、ダウンロードしてください。ダウンロードは一度きりとなりますのでご注意ください。
.
手順3:一般演題の発表申込(演題申し込みは締め切りました。多数のご応募をいただき、誠にありがとうございました)
手順2の参加登録完了メールで通知されるURLより発表申込を行ってください。
受付期間:2023年7月24日(月)12:00正午まで
※今年は締め切りの延長はありません。必ず期日中のお申込みをお願いいたします。
一般演題は以下の3つのいずれかで発表申込が可能です。
※トークには、フラッシュトーク(1分程度)とセレクトトーク(10~15分)があります。
講演形式でのディスカッションを含んだ議論を希望される方は是非、セレクトトークへの応募を積極的にお願いできればと思います(セレクトトーク は提出いただいた抄録をもとにテーマ・内容と参加者の関心・領域の合致などのバランスを総合的に判断して採択を決定いたします)。セレクトトークに採択さ れなかった場合は、フラッシュトークでの発表とさせていただきますので、予めご了承ください。なお、若手奨励賞応募者は、すべてフラッシュトークとさせて いただきます。
※口演及びポスター発表を含めて、発表は全て現地での発表(オンサイト発表)を予定しています。
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手順4:フラッシュトークスライドのアップロード
8月初旬頃、フラッシュ・セレクトトークの採択結果をメールで連絡する予定です。フラッシュトーク対象者は、採択通知メールで通知されるURLよりフラッシュトークスライドをアップロードしていただく予定です(8月1日〜8月15日予定)。詳細は追って連絡します。

⼀般演題登録・若手奨励賞応募要項

一般演題発表

1. 発表について
⼀般演題発表者には、トークとポスター発表の両⽅を⾏っていただきます。

1-1. フラッシュトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:1分程度(登録演題数に応じて決定します)。
・ 事前に提出いただいくPDFファイルを使って簡潔にご説明ください。
・ 質疑応答は設けません。各ポスターでご討論ください。

1-2. セレクトトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:10~15分(採択演題数に応じて決定します)。
・ 発表資料は当日までに準備し、ご自身のPCを用いてご説明ください。
・ 全員が聞ける状況で質疑応答を行います。
・ 更なる討論は、ポスターで行ってください。

1-3. ポスター発表
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語。⽇本語で作成する場合も、演題名、発表者名、所属、図のタイトルは英語併記を原則とします。
・ パネルサイズ: 幅90× ⾼さ 210cm(下図参照)
・ コアタイム(ショートトークと同⽇)を設けます。

2-1. 一般抄録
・ 発表申込時に提出が必要。
Abstract_テンプレート.docxを使⽤して一般抄録(A4、1枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。
※今年から抄録の様式を変更しております。必ず新しい様式でのご提出をお願いいたします。

2-2. フラッシュトークスライド
・ サイズは4:3で、PDF形式でご⽤意ください。
・ 枚数は2枚を限度とします。(アニメーション、動画、⾳声は使⽤不可)
・ スライド1枚⽬には、タイトル、発表者、所属などの情報を簡潔に記載してください(形式⾃由)。
・ 提出後のスライドデータを差し替えることはできませんので、ご注意ください。
・ アップロード方法は採択通知メールを御覧ください。

若手奨励賞・MC17人気発表賞

・ MC17では、一般演題の中から若手奨励賞とMC17人気発表賞が選出されます。
・若手奨励賞については、Wakate_テンプレート.docxを使用して若手奨励賞審査抄録(A4、2枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。
※今年から抄録の様式を変更しております。必ず新しい様式でのご提出をお願いします。
・ 対象や選考方法などの詳細は、若手奨励賞・MC17人気発表賞詳細からご確認ください。

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