MC16

Aug. 25-27, 2022

開催概要

日時:2022年8月25日(木)-27日(土)
場所:早稲田大学国際会議場
大会長: 武井智彦(玉川大学)
実行委員長:大須理英子(早稲田大学)
プログラム委員:羽倉信宏(NICT)、村田弓(産総研)、蝦名鉄平(東京大学)
実行委員:山田千春(早稲田大学)、平山健人(早稲田大学)
共催:早稲田大学人間総合研究センター

※発表は基本的に現地発表(オンサイト発表)を予定しています。ただし体調不良や感染の疑いなどがありましたら、無理して来場せずオンライン発表へお切り替えください(事務局にご連絡下さい)。
※来場が難しい参加者のために、口演発表(特別講演、シンポジウム、フラッシュトーク、セレクトトーク)が行われるステージ上のみオンライン配信する予定です。
※交流会等(懇親会・レクリエーション等)については大変残念ですが、感染対策のため今回は実施を見合わせることといたしました。
※その他、参加者同士の交流については大会用Slackをご活用ください。

>>プログラムのダウンロードはこちら
(8/23 に発表順の変更、リンクの修正を行いました(ver. 20220822b)。以前の版をお持ちの方は、大変お手数ですが再ダウンロードお願いいたします。)


【閉会にあたって、大会長からのご挨拶】(2022年8月31日記)

第16回Motor Control研究会にご参加頂き大変ありがとうございました。3年ぶりの現地開催ということで開会まで色々と不安が尽きませんでしたが、皆様の熱意とご 協力のおかげで盛会のうちに終了することができました。参加者の皆様、素晴らしいご講演を行っていいただいた先生方、実行委員会、プログラム委員、事務 局、協賛企業各社様など大会を支えてくださった方々のご努力にこの場を借りて心から感謝します。
このMotor Control研究会の原点は「みんなでデータを持ち寄って深く議論し合うというボトムアップの文化」にあると思います。実際に2日目のポスター会場では プログラムが終了しても議論が終わらず、閉場時間ギリギリまで議論が続いていたことがとても印象的でした。是非今後とも現場に足を運んで頂き、様々な分野 や世代の研究者と議論を行い、Motor Control分野の拡大と継続を続けて頂けますよう切にお願い申し上げます。
最後になりましたが、ご参加者皆様の益々のご健勝を心からお祈りいたします。
また来年お会いできることを楽しみしております。
第16回Motor Control研究会大会長
武井智彦

  • 「若手奨励賞」を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。
    [A01] 兼重 美希(京都大学)「脊髄損傷後の運動機能の回復過程において、増大した脊髄のアウトプットは、一次運動野神経細胞活動の変調の減少と関連する」
    [A11] 木本 雄大(上智大学)「高精度動作に潜む微小エラーの可視化による運動探索の促進と熟練技能の洗練」
    [B01] 尾原 圭(東京都医学総合研究所)「人工的な皮質-脊髄路に対して脊髄損傷モデルサルは大脳皮質運動野のニューロン群を適応させる」
    [B04] 岩間 清太朗(慶應義塾大学大学院)「運動準備中の脳内運動ネットワークの制御は両手運動安定性を修飾する」
    [B09] 岡田 征剛(東京大学大学院)「運動量モデルに基づいた予測が衝撃力の知覚に与える影響」
  • 「MC16人気発表賞」を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。
    [S02] 小林 稔季(東京大学大学院)「課題の成否に関与しない視覚フィードバックが引き起こす動作変化応答」
    [S04] 高木 敦士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)「Precisely timed muscle activity empowers the dominant arm」
    [S07] 金沢 星慶(東京大学)「発達初期の”sensorimotor wandering”が全身の感覚運動情報構造を形作る」
    [S10] 横井 惇(情報通信研究機構)「運動学習における誤差感受性の低下とノルアドレナリン活動」
    [B24] 安部川 直稔(NTT)「Motor memories for hand-reaching depend on temporal history of gaze states」
    [B31] 平野 雅人(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)「手指動作の知覚・生成を増強するピアニスト特異的な体性感覚情報の抑制機能」

集合写真(特別講演後)


プログラム

※今後変更の可能性があります。

特別講演

ATR脳情報通信総合研究所所長 川人光男先生
テーマ︓「小脳運動学習の計算論的研究」

略歴:
1976年東大理学部物理学科卒業。1981年阪大大学院博士課程修了、同年助手。1987年同講師。1988年(株)ATRに移る。2003年よりATR脳情報研究所所長、2004年ATRフェロー、2010年よりATR脳情報通信総合研究所所長。
2016 年より理化学研究所革新知能統合研究センター特任顧問、2018年より特別顧問。2018年6月よりAMED「戦略的国際脳科学研究推進プログラム 3-①脳科学とAI技術に基づく精神神経疾患の診断と治療技術開発とその応用」研究開発代表者などを兼任、現在に至る。専門は計算論的神経科学。
科学技術庁長官賞、塚原賞、時実賞、朝日賞、APNNA賞、Gabor賞、大川賞、立石賞特別賞、C&C賞、令和4年日本学士院賞などを受賞。2013年紫綬褒章受章。日本学術会議会員。著書に「脳の仕組み」、「脳の計算理論」、「脳の情報を読み解く」等。

シンポジウム

| 企画シンポジウム

「大規模イメージングや最先端計測技術は脳の理解にブレークスルーをもたらすのか?」

オーガナイザー:蝦名鉄平(東京大学)
シンポジスト:蝦名鉄平(東京大学)「非ヒト霊長類大脳皮質神経活動の光計測都制御技術開発による脳システムの理解」
シンポジスト:平理一郎(東京医科歯科大学)「脳のシステム的理解のための多光子広視野顕微鏡の高速化」
シンポジスト:村山正宜(理化学研究所)「広視野 2 光子顕微鏡を用いた脳ネットワークの機能的構造の解明」

近年の脳神経活動計測技術の発展によって、脳の様々な領野の活動を同時に、単一細胞、あるいはより細かな単位で計測する事が可能となった。しかし、これら 最先端の計測技術によって大規模包括的に神経活動が計測される現在にあっても、個々のニューロンの活動がどのように統合され、脳システム全体のふるまいを 決定するのかは明らかでない。本シンポジウムでは、実際にげっ歯類や非ヒト霊長類の大脳皮質を対象として大規模計測技術を利用した研究を展開している村 山、平、蝦名がそれぞれの研究の現状と脳システム全体の理解に向けた今後の研究の展望を紹介する。また、大規模包括的な神経活動計測の技術が今後いかにし て脳システム全体の理解に対する方法論的なブレークスルーになり得るのか、その方向性について議論したい。

| 公募シンポジウム1

「運動制御と意思決定のインタラクション」

オーガナイザー:木村聡貴(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
シンポジスト:女川亮司(早稲田大学)「最適方略との系統的乖離から探る運動意思決定プロセス 」
シンポジスト:小林明美 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)「運動戦略の違いから見た極短時間の意思決定 」
シンポジスト:羽倉信宏(情報通信研究機構)「知覚意思決定の状況に依存した運動記憶の生成 」
シンポジスト:温文(東京大学)「運動主体感の探索と利用における意思決定 」

私たちの行動において適切な意思決定と精密な運動制御は不可欠である.従来,これらの関係は,意思決定から運動制御へのシリアルな情報処理として捉えられ がちであったが,近年では運動から意思決定への影響など多様な関連が報告され,所謂Embodied decisionと呼ばれるコンセプトで理解がすすんでいる.本シンポジウムでは,運動記憶(羽倉氏),運動主体感(温氏),運動最適化(女川氏),時間 拘束(小林氏)といった多角的な観点から,運動制御と意思決定のインタラクションを議論する.

| 公募シンポジウム2

「身体機能拡張技術と身体システム」

オーガナイザー:荒井謙(東京大学)
シンポジスト:荒井謙(東京大学)「身体拡張技術と身体システム」
シンポジスト:松宮一道(東北大学)「身体意識と運動制御」
シンポジスト:近藤亮太(慶應義塾大学)「VRを用いた身体所有感の最小条件の解明」
シンポジスト:小鷹研理(名古屋市立大学)「ラバーハンド錯覚における身体変形の選択的誘導」

身体機能・運動の向上を図るために様々なシステム(身体機能拡張技術)が提案・検討されている.本技術により生得的四肢では困難なタスクを可能にし,ま た,運動制御への介入を果たすことができることが示唆されている.このとき生得的身体部位との有機的連携が望ましいとされているが,本技術により変容し得 る身体システムへの影響を神経科学や認知科学など多視点から解明することが重要である.本シンポジウムでは,これらの理解の促進を試みる議論の場とする.

| セレクトトーク1

座長:出利葉拓也(慶應義塾大学)

[S01] 石川 椋太(筑波大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「運動制御と身体意識をつなぐ計算論メカニズム」
[S02] 小林 稔季(東京大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「課題の成否に関与しない視覚フィードバックが引き起こす動作変化応答」
[S03] 高澤 知起(大阪大学大学院基礎工学研究科)[ポスター発表8月26日]
「ヒト静止立位姿勢の間欠フィードバック制御を生成する報酬関数の順強化学習的探索」
[S04] 高木 敦士(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)[ポスター発表8月27日]
「Precisely timed muscle activity empowers the dominant arm」
[S05] 林 拓志(東京大学)[ポスター発表8月26日]
「事前に実行された身体運動からの時間間隔が運動変動を決定する」

| セレクトトーク2

座長:山本健太(情報通信研究機構)

[S06] 牧野 勇登(東京大学)[ポスター発表8月27日]
「意識的なフィードバック応答が無意識的な運動学習応答にもたらす効果」
[S07] 金沢 星慶(東京大学)[ポスター発表8月26日]
「発達初期の”sensorimotor wandering”が全身の感覚運動情報構造を形作る」
[S08] Rebelo DalBello Lucas(筑波大学)[ポスター発表8月27日]
「Exploration of entire motor space enables error-based learning of new skills」
[S09] 杉山 太成(筑波大学)[ポスター発表8月26日]
「Reinforcement learning of motor learning for reward maximization」
[S10] 横井 惇(情報通信研究機構)[ポスター発表8月27日]
「運動学習における誤差感受性の低下とノルアドレナリン活動」

| フラッシュトークA

司会:牧野勇登(東京大学)
(若)=若手奨励賞審査対象

[A01](若) 兼重 美希(京都大学)[ポスター発表8月26日]
「脊髄損傷後の運動機能の回復過程において、増大した脊髄のアウトプットは、一次運動野神経細胞活動の変調の減少と関連する」
[A02](若) 秋山 祐輔(筑波大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「感覚運動学習における小脳歯状核の関与」
[A03](若) 中村 晃大(大阪大学)[ポスター発表8月26日]
「ヒト立位時の能動的足関節制御のオン・オフ選択に伴う脳内情報処理を反映した脳波ベータ帯域同期の発見」
[A04](若) 堀之内 峻之(広島大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「交通ルールに反するGo/No-go課題で生じる反応時間の遅延に関連した感覚運動皮質のθ帯域オシレーション」
[A05](若) 彦坂 幹斗(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)[ポスター発表8月26日]
「運動野マッピングを用いた両手協調運動の制御基盤の理解」
[A06](若) 五十嵐 小雪(新潟医療福祉大学)[ポスター発表8月26日]
「Proactive inhibition(順行性抑制)は感覚モダリティによって異なる」
[A07](若) 秋元 恵理(国際医療福祉大学 大学院)[ポスター発表8月26日]
「狭小路歩行において大腿と下腿に生じる角速度に着目した協調性に関する解析」
[A08](若) 伊藤 貴紀(埼玉県立大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「タイピング動作における時空間的一貫性と手指運動パターンの特徴」
[A09](若) 上田 大智(電気通信大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「身体拡張デバイスの装用位置が与える脳内身体表現変容への影響」
[A10](若) 松田 直祥(北海道大学)[ポスター発表8月26日]
「健常者における運動主体感の主観的な異常性と行為-結果の時間知覚の関係」
[A11](若) 木本 雄大(上智大学)[ポスター発表8月26日]
「高精度動作に潜む微小エラーの可視化による運動探索の促進と熟練技能の洗練」
[A12](若) 西薗 良太(日本電信電話株式会社)[ポスター発表8月26日]
「プロドライバは競技パフォーマンスに応じて瞬目を制御する」
[A13] 梅原 潤(関西医科大学)[ポスター発表8月26日]
「筋の“3次元姿勢-張力関係”のモデリング」
[A14] 武井 智彦(玉川大学)[ポスター発表8月26日]
「柔軟なフィードバック運動制御に関わる運動野情報表現」
[A15] 窪田 慎治(国立精神神経医療研究センター)[ポスター発表8月26日]
「Gating of proprioceptive signals in the primate cuneate nucleus during voluntary hand movement」
[A16] 横山 修(公益財団法人東京都医学総合研究所)[ポスター発表8月26日]
「随意運動における一次運動野-一次体性感覚野間の運動過程・周波数依存的な双方向情報伝達」
[A17] 田中 宏和(東京都市大学)[ポスター発表8月26日]
「Zebrafish meets the Ising model: Inferring the interactions from group-motion data」
[A18] 湯浅 明子(藤田医科大学)[ポスター発表8月26日]
「脳卒中片麻痺者における一次運動野体部位再現地図と上肢運動制御能力の関係」
[A19] 上原 一将(生理学研究所)[ポスター発表8月26日]
「Flexible brain: 加齢に伴う脳機能結合柔軟性変化と運動学習」
[A20] 古田 智也(大阪大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「運動イメージの自信度に関与する脳領域解析」
[A21] 三浦 玄(大阪大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「複雑手指運動制御における同側感覚運動野の活動パターンおよびその加齢による変化の解明 ~機能的MRIを用いた脳活動および機能結合解析~」
[A22] 梅野 和也(静岡大学)[ポスター発表8月26日]
「運動イメージ時の使用手の違いがERDの経時的変化に与える影響」
[A23] 芝田 純也(新潟医療福祉大学)[ポスター発表8月26日]
「シン磁場刺激(triple tSMS)がもたらす皮質内興奮性調節機構への影響」
[A24] 原 基(東京大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「ヒトの巧緻性運動を対象としたVR-TMSシステムの開発」
[A25] 板口 典弘(慶應義塾大学)[ポスター発表8月26日]
「力の知覚と再生における平衡点の検討」
[A26] 町田 智隆(東京工業大学)[ポスター発表8月26日]
「運動適応の転移の偏りに着目した内部モデルの座標系の検討」
[A27] 山田 千晴(早稲田大学)[ポスター発表8月26日]
「大音量の音楽への曝露が運動パフォーマンスに与える影響」
[A28] 出利葉 拓也(慶應義塾大学)[ポスター発表8月26日]
「ワーキングメモリにおけるアクティブ状態と準アクティブ状態の共存」
[A29] 進矢 正宏(広島大学)[ポスター発表8月26日]
「未就学児の障害物跨ぎ動作における動的安定性:ケーススタディー」
[A30] 村井 亮介(東京大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「閉ループ筋電気刺激外乱システムを用いた直立姿勢制御系の新奇身体ダイナミクスへの適応動態の解明」
[A31] Shih Pei-Cheng(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)[ポスター発表8月26日]
「Retrieval of motor sequence under auditory perturbation in expert musicians: some preliminary results」
[A32] 瀧山 健(東京農工大学大学院)[ポスター発表8月26日]
「Transition between individually different and common features in skilled drumming movements」

| フラッシュトークB

司会:小林稔季(東京大学)
(若)=若手奨励賞審査対象

[B01](若) 尾原 圭(東京都医学総合研究所)[ポスター発表8月27日]
「人工的な皮質-脊髄路に対して脊髄損傷モデルサルは大脳皮質運動野のニューロン群を適応させる」
[B02](若) 安藤 瑠称(静岡大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「片麻痺患者における腕の重さ増加に対する運動軌道の最適化」
[B03](若) 安田 玲(電気通信大学)[ポスター発表8月27日]
「人工余剰指の身体化に伴う神経活動変容に対する脳情報デコーディング」
[B04](若) 岩間 清太朗(慶應義塾大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「運動準備中の脳内運動ネットワークの制御は両手運動安定性を修飾する」
[B05](若) 小澤 勇介(東京工業大学)[ポスター発表8月27日]
「能動・受動運動の正確な制御と脳波を用いた脳内における感覚ゲーティング計測手法の確立 」
[B06](若) 千田 直輝(慶應義塾大学)[ポスター発表8月27日]
「高額な報酬条件下における運動パフォーマンスと筋活動の変容」
[B07](若) 春本 理沙(慶應義塾大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「休憩中の運動想起が規則性をともなう運動スキルの習得を促進するか」
[B08](若) 山崎 稜一郎(慶應義塾大学)[ポスター発表8月27日]
「首振り運動が聴覚リズムに対する示指の同期運動の精度を向上させる」
[B09](若) 岡田 征剛(東京大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「運動量モデルに基づいた予測が衝撃力の知覚に与える影響」
[B10](若) 夏目 柊(静岡大学)[ポスター発表8月27日]
「補足運動による複数の事前分布の速やかな獲得:一致タイミング課題を用いた心理物理学的実験による検証」
[B11](若) 福西 彬仁(東北大学)[ポスター発表8月27日]
「筋骨格モデルによる異なる姿勢での等尺性力制御タスクの学習におけるモジュラリティ効果の検証」
[B12](若) 市村 大輔(産業技術総合研究所)[ポスター発表8月27日]
「神経筋骨格モデルによるすくみ足の歩行シミュレーション」
[B13] 福田 紀生(情報通信研究機構)[ポスター発表8月27日]
「筋骨格形状認識AIのための効率的学習データセットの構築」
[B14] 関 和彦(国立精神・神経医療研究センター)[ポスター発表8月27日]
「マカクザル下部頚髄における錘内筋運動ニューロンの分布特徴」
[B15] 鈴木 迪諒(東京都医学総合研究所)[ポスター発表8月27日]
「サル頚髄への収束ニューロン群の化学遺伝学的な活性化による上肢運動パフォーマンスの増強」
[B16] 山口 玲欧奈(京都大学)[ポスター発表8月27日]
「機能回復を促す広汎脱抑制に関わる興奮性および抑制性ネットワークの働き」
[B17] 戸松 彩花(大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生理学研究所)[ポスター発表8月27日]
「ニホンザルにおける他者リズムへの引込み現象」
[B18] 進士 裕介(中部大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「両側性小脳・脳幹神経ループを陽に記述した人工神経回路モデルによる予測的視運動性眼球運動に関わる速度蓄積機構の同定」
[B19] 上原 信太郎(藤田医科大学)[ポスター発表8月27日]
「脳卒中後片麻痺者の上肢水平到達運動の質と量における方向特異性」
[B20] 池上 剛(情報通信研究機構)[ポスター発表8月27日]
「後頭皮質への経頭蓋磁気刺激は視覚障碍者の足運動を阻害する」
[B21] 青嶋 陽平(国立精神・神経医療研究センター)[ポスター発表8月27日]
「Relationship between severity of focal dystonia and somatotopy in the primary motor cortex 」
[B22] 武見 充晃(慶應義塾大学)[ポスター発表8月27日]
「Reliability of robotic TMS with head images scanned by a depth camera」
[B23] 大橋 浩輝(理化学研究所)[ポスター発表8月27日]
「運動系列学習の定着・再定着における一次体性感覚・運動野の寄与」
[B24] 安部川 直稔(NTT)[ポスター発表8月27日]
「Motor memories for hand-reaching depend on temporal history of gaze states」
[B25] 三摩 朋弘(慶應義塾大学)[ポスター発表8月27日]
「歩行および指タッピング運動中のグルーヴ感とリズム複雑性の関連性」
[B26] 渡邉 諒(東京都立大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「複数選択肢場面における立位ステップ動作の予測的姿勢制御」
[B27] 平山 健人(早稲田大学)[ポスター発表8月27日]
「The effect of reaching duration on arm-choice」
[B28] 村松 海渡(東京大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「Plyometric training boosts strength and fine control of the sequential finger movements in pianists」
[B29] 河島 則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)[ポスター発表8月27日]
「相対空間→絶対空間座標系変換による追尾型歩行計測システムの開発」
[B30] 伊藤 佳奈実(広島大学大学院)[ポスター発表8月27日]
「楽器奏者における快適タッピングリズム生成の恒常性」
[B31] 平野 雅人(株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所)[ポスター発表8月27日]
「手指動作の知覚・生成を増強するピアニスト特異的な体性感覚情報の抑制機能」
[B32] 川北 源二(東京大学大学院総合文化研究科)[ポスター発表8月27日]
「運動タスク実行中のエキスパート・模倣エージェントの神経ダイナミクス」

参加方法

手順1:会員登録
大会に参加するには、Motor Control 研究会の会員である必要があります。未登録の方は、下記URLより会員登録を行ってください。
https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/auth/enroll/JSMC
年会費:正会員5000円、学生2500円

手順2:大会参加登録
下記URLより大会の参加登録を行ってください。
https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/auth/apply/JSMC
第16回大会の参加費:正会員4000円、学生2000円
受付期間:2022年6月9日(木)~8月18日(木)
※感染症予防により来場者人数を把握する必要があるため、当日参加は受け付けできません。必ず事前参加登録を行っていただけますようよろしくお願いいたします。
※口演及びポスター発表を含めて、発表は全て現地での発表(オンサイト発表)を予定しています。
※一方、来場が難しい参加者のために、口演発表(フラッシュトーク、セレクトトーク、シンポジウム)が行われるステージ上のみ、参加登録者にオンライン配信する予定です。ただし、オンライン配信を視聴の場合、発表中に質問をお受けすることができません。別途、開設予定のSlackにて議論を行っていただけますようお願いいたします。
※オンサイトで参加される場合とオンラインで参加される場合(視聴のみ)で、参加費は変わりません。
※授乳室やお祈りルームをご要望の方は事前にMotor Control 研究会事務局までお問い合わせ下さい。

手順3:一般演題の発表申込
手順2の参加登録完了メールで通知されるURLより発表申込を行ってください。
受付期間:受付は終了しました。多数のご応募、誠にありがとうございました。
一般演題は以下の3つのいずれかで発表申込が可能です。


※トークには、フラッシュトーク(1分程度)とセレクトトーク(15分)があります。セレクトトークは6枠の制限があるため、提出いただいた一般抄録と分 野のバランスを総合的に判断して採択を決定いたします。もし採択されなかった場合は、フラッシュトークでの発表とさせていただきますので、予めご了承くだ さい。なお、若手奨励賞応募者は、すべてフラッシュトークとさせていただきます。
※口演及びポスター発表を含めて、発表は全て現地での発表(オンサイト発表)を予定しています。

手順4:フラッシュトークスライドのアップロード
7月末頃、フラッシュ・セレクトトークの採択結果をメールで連絡する予定です。フラッシュトーク対象者は、採択通知メールで通知されるURLよりフラッシュトークスライドをアップロードしていただく予定です(8月1日〜8月16日予定)。詳細は追って連絡します。

⼀般演題登録・若手奨励賞応募要項

一般演題発表

1.発表について
⼀般演題発表者には、トークとポスター発表の両⽅を⾏っていただきます。

1-1. フラッシュトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:1分程度(登録演題数に応じて決定します)。
・ 事前に提出いただいくPDFファイルを使って簡潔にご説明ください。
・ 質疑応答は設けません。各ポスターでご討論ください。

1-2. セレクトトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:15分(発表10分、質疑応答5分)。
・ 発表資料は当日までに準備し、ご自身のPCを用いてご説明ください。
・ 全員が聞ける状況で、5分間の質疑応答を行います。
・ 更なる討論は、ポスターで行ってください。

1-3. ポスター発表
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語。⽇本語で作成する場合も、演題名、発表者名、所属、図のタイトルは英語併記を原則とします。
・ パネルサイズ: 幅1140× ⾼さ 1680mm(下図参照)
・ コアタイム(ショートトークと同⽇)を設けます。
・ ポスターは、原則として会期中通してご掲⽰ください。

2-1. 一般抄録
・ 発表申込時に提出が必要。
Abstract_テンプレート.docxを使⽤して一般抄録(A4、1枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。

2-2. フラッシュトークスライド
・ サイズは4:3で、PDF形式でご⽤意ください。
・ 枚数は2枚を限度とします。(アニメーション、動画、⾳声は使⽤不可)
・ スライド1枚⽬には、タイトル、発表者、所属などの情報を簡潔に記載してください(形式⾃由)。
・ 提出後のスライドデータを差し替えることはできませんので、ご注意ください。
・ アップロード方法は採択通知メールを御覧ください。

若手奨励賞

1. ⽬的
運動制御研究を担う優秀な若⼿研究者の研究を奨励し、Motor Control 研究会をより活性化するために本賞(Motor Control 研究会若⼿奨励賞)を設けます。
2. 対象
博⼠学位取得後5年以内までの研究者(博⼠学位未取得者も含む)が筆頭著者として発表する⼀般演題。なお過去に本賞の受賞経験のある者は審査の対象としません。
3. 受賞件数
五件程度
4. 表彰
表彰は研究会閉会式で⾏います。受賞者には賞状と副賞を贈呈します。また受賞者の⽒名と演題は、Motor Control 研究会のホームページ上で公開します。
5. 選考⽅法
若⼿奨励賞選考委員会が、あらかじめ提出された審査⽤書類、およびフラッシュトークプレゼンテーション、ポスター発表を総合的に評価の上、厳正に審査・選出します。
6. 審査基準
なお審査の際には主に以下の項目を評価します。
【書類審査】
1)研究の目的と意義の明確さ
2)研究方法の適切さ
3)独創性・新規性
4)記述の分かりやすさと論理性
5)結論・主張点の妥当性
6)運動制御科学への貢献可能性
【フラッシュトークプレゼンテーション】
1)明確かつ簡潔に研究の位置づけ、内容、研究分野への貢献が伝わるか
2)時間を厳守しているか
【ポスター発表】
1)図表やレイアウトの分かりやすさ
2)質疑応答の明確さ
3)研究の目的と意義が明確に説明されているか
4)研究方法の適切さが明確に説明されているか
5)独創性・新規性が明確に説明されているか
6)結論・主張点の妥当性が明確に説明されているか
7)運動制御科学への貢献可能性が明確に説明されているか
7. 若手奨励賞審査用抄録
・ 発表申込時に提出が必要。
Wakate_テンプレート.docxを使⽤して若手奨励賞審査用抄録(A4、2枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。
・当該審査用抄録は公開しません。

MC16人気発表賞

1.⽬的
研究歴を問わず、優れた研究を評価する場を提供することで、年次大会の発表を活性化する。また、参加者全員による投票とすることで、大会へのより積極的な参加を促す。
2. 対象
すべての⼀般演題。
3. 受賞件数
五件程度。なお、若手奨励賞とのダブル受賞も可能です。
4. 表彰
表彰は研究会閉会式で⾏います。賞状や副賞はありません。受賞者の⽒名と演題は、Motor Control 研究会のホームページ上で公開します。
5. 選考⽅法
三日目のポスター発表が終わった段階で、参加者全員に投票していただきます。参加者一人につき、5件まで投票可能。
6. 投票基準
知り合いや著名な研究者に投票するという基準ではなく、当大会での発表内容が運動制御科学の発展に貢献するものであったかをご自身で判断して投票してください。優れた研究を見極める力を養うことも大会の大きな目的の一つです。
7. 提出書類
MC16人気発表賞の受賞に必要な提出書類はありません。すべての一般演題が投票対象になります。

協賛