第15回 Motor Control 研究会

Sep. 9-11, 2021

大会長からのメッセージ

大会を終えて

大会長を務めさせていただいた平島雅也(情報通信研究機構)です。
今回は、コロナ禍で減ってしまった研究発表の機会や人的交流を少しでも増やせればと思い、様々なオンラインツールを活用して、オンサイトで実施するのとほ ぼ同等のプログラムを実施いたしました。プログラム委員をはじめ、私の研究室のメンバ、MC 研究会事務局など、多くの方々のご尽力により、滞りなくすべてのプログラムを実施することができました。運営にご協力いただいた皆様に厚く御礼申し上げま す。

また、我々の熱意も通じたのか、サイエンティフィックプログラムはもちろんのこと、懇親会や最後の閉会式にいたるまで多くの方に参加していただけました。 大会中に熱心に質疑に参加していただいた方、シンポジストとして会を盛り上げていただいた方、コミュニティ醸成のために様々な企画に参加していただいた 方、皆様に厚く御礼申し上げます。

アンケートの結果を見ると、今回初めて企画したセレクトトークや今回復活させたベストプレゼンテーション賞はおおむね好評のようでしたので、是非次年度以 降も継続していただければと思います。特にセレクトトークは、重要な知見を皆で共有する大事な機会ですので、次回以降はもっと多くの方に応募していただけ ればと思います。ベストプレゼンテーション賞は、聴講者の積極的参加や優れた研究を見極める力を養うのに重要だと思います。

しかし、終わってみると、反省点も多くあがってきました。女性登壇者数、大会運営のサステナビリティ 、賞の審査方式、ポスターと企業展示の同時開催の是非などです― 。MC 研究会を継続的に発展させていくには、理事や大会運営者だけでなく会員の皆様の積極的な参加が必要不可欠だと今回ひしひしと感じました。質のいい研究をし て、来年以降も是非MC 研究会でご発表いただき、研究会を盛り上げていただけますよう切にお願い申し上げます。


若手奨励賞を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。

[A03] 牧野勇登(東京大学)
視覚誤差情報に対するオフライン修正の運動指令生成メカニズムの検討

[A04] 小林稔季(東京大学)
両手で道具を操作する新奇な冗長運動課題における動作修正の検討

[A06] 小笠希将(情報通信研究機構)
意思決定の不確実性を文脈とした運動記憶

[A13] 山本健太(大阪大学)
視覚運動処理を含む歩行の運動記憶形成メカニズム

[A18] 出利葉拓也(慶應義塾大学)
順序情報のワーキングメモリへのアクセスはシータ振動の位相依存的に無意識に揺らぐ


ベストプレゼンテーション賞を受賞された方々は下記の通りです。心よりお慶び申し上げます。

[S03] 横井惇(情報通信研究機構)
運動学習中の瞳孔径応答

[S04] 河島則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
各種障害者の歩行データベースの集約解析による歩行障害の構造化

[S07] 安部川直稔(NTT)
Distinct motor memories for hand reaching are acquired for static and dynamic gaze states

[S08] 池上剛(情報通信研究機構)
強化学習と誤差学習の非対称な学習の転移:視覚運動ゲイン適応による検討

[A03] 牧野勇登(東京大学)
視覚誤差情報に対するオフライン修正の運動指令生成メカニズムの検討

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大会長を務める情報通信研究機構の平島雅也です。今大会については、理事会メンバー一同、オンサイト開催の可能性を検討して参りましたが、昨今の新型コロ ナウイルス感染症を取り巻く状況を鑑み、誠に残念ながら通常開催を断念し、オンラインでの開催とさせていただくことになりました。ご理解のほどよろしくお 願いいたします。

ただ、オンライン開催とはいっても、オンサイトで実施するのと同等またはそれ以上のプログラムを用意し、ただ聞くだけでなく参加型のイベントになるよう工 夫を凝らしています。従来のフラッシュトーク、若手奨励賞に加え、ポスター発表時間の拡大、15分のセレクトトークの新設、参加者全員の投票によって決ま るベストプレゼンテーション賞の復活など、会員による一般演題発表をより深く理解できるようなプログラム構成にいたしました。皆で最新の研究成果を持ち寄 り、有意義な意見交換ができる場を共に構築していきましょう。また、オンラインならではの新たな試みとして、PIクラスの参加者に交流会においてルームを 主催していただき、学生やポスドクの参加者が進路相談できる場を提供したいと考えております。コロナ禍で減ってしまった人的交流を少しでも増やせればと 思っておりますので、オンライン交流会も是非ご活用ください。会員の皆様のご参加・ご発表を心よりお待ちしております。

MC15 大会長
平島雅也(情報通信研究機構)

開催概要

日時:2021年9月9日(木)-11日(土)
開催方式 :オンライン開催(Zoom, oViceを利用)
大会長: 平島雅也(情報通信研究機構)
実行委員長:大須理英子(早稲田大)
プログラム委員:武井智彦(京大)、羽倉信宏(情報通信研究機構)、池上剛(情報通信研究機構)

プログラム

特別講演(2021.9.9 16:00~17:30)

東京大学名誉教授 中村仁彦(よしひこ)先生
タイトル:「運動における冗長性と最適化」
運動制御を考えるうえで欠かせない「冗長性」についてロボティクスの立場からご講演いただく予定です。ご期待ください。

略歴:京都大学工学部精密機械工学科卒業(1977)、同学大学院工学研究科精密機械工学専攻修士課程修了 (1979)、同博士後期課程単位取得退学(1982)。京都大学工学博士(1985)。京都大学工学部オートメーション研究施設助手(1982)、カリ フォルニア大学サンタバーバラ校機械環境工学科助教授(1987)・准教授(1990)、東京大学助教授(1991)・教授(1997-2020)として ロボティクスの教育と研究に従事。東京大学名誉教授(2020)。
 現在は、東京大学大学院工学系研究科人工物工学研究センター上席研究員として 社会連携講座「ヒューマンモーション・データサイエンス」、東京大学スポーツ先端科学研究機構(UTSSI)において、人間の運動のビデオモーションキャ プチャー、バイオメカニクス、スポーツトレーニングの研究に従事。

シンポジウム

| シンポジウム1(2021.9.9 14:15~)

Geometry of Neural Representation:多次元神経活動の作り出す時空間パターンの解析とその意義

オーガナイザー:羽倉信宏(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター)
シンポジスト:平島雅也(情報通信研究機構 脳情報通信融合研究センター)
シンポジスト:武井智彦(京都大学 白眉センター/大学院医学研究科)
シンポジスト:岡澤剛起(ニューヨーク大学)

これまでの脳の神経活動解析では、課題中の単一神経細胞の活動を分類・平均化し、その情報処理を解釈することがメインストリームであった。しかし近年、運 動制御の神経科学者を中心に、各神経細胞の詳細な活動パターンの分類にはこだわらず、多次元の神経活動空間に作り出される時空間パターン(神経表現の幾何 学的特性)に注目する、という新たな流れが出てきつつある。本シンポジウムでは、筋活動(平島)、運動準備/実行(武井)、知覚意思決定(岡澤)、の各分 野の研究者がそれぞれの立場から神経表現の幾何学的特性を議論することで、背後にある思想や手法、その意義についての理解促進を目指す。

| シンポジウム2:(2021.9.10 13:15~)

柔軟な行動・運動を支える並列・階層的な情報処理

オーガナイザー:五味裕章(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
シンポジスト:松本正幸(筑波大学)
シンポジスト:疋田貴俊、TomMacpherson(大阪大学)
シンポジスト:内部英治(ATR)
シンポジスト:五味裕章(NTTCS研)
シンポジスト:森本淳(ATR)

私たちが日常的に行っている目的指向的・無意識的な行動・運動の多くは、感覚運動回路、連想回路、大脳辺縁系回路など階層的・並列的な神経回路ネットワー クの情報処理で実現されている。このような生物の情報処理の仕組みは、近年の人工知能の大きなヒントとなっており、視覚認識やゲームなどにおいて、人間を 凌駕する能力を持つシステムの開発に役立ち始めている。しかし、人間のように素早く動き、多様な状況に柔軟に対応できるロボット開発は依然として実現が難 しい。本シンポジウムでは、フレキシブルな行動・運動のために重要な並列・階層的脳情報処理メカニズム、および人型ロボットの多才で俊敏な動作を実現する ための階層的情報処理フレームワークを紹介し、またそれらについて議論する。

| シンポジウム3:(2021.9.11 14:00~)

モーターコントロール研究の学際性

シンポジスト(神経生理学):國松淳(筑波大学)
シンポジスト(信号処理、BMI):深山理(情報通信研究機構)
シンポジスト(ヒト運動生理学):上原一将(生理学研究所)
シンポジスト(医学・リハビリテーション科学):上原信太郎(藤田医科大学)
シンポジスト(バイオメカニクス):進矢正宏(広島大学)
シンポジスト(計算論的神経科学):横井惇(情報通信研究機構)
シンポジスト(実験心理学):板口典弘(慶應義塾大学)
シンポジスト(スポーツ心理学):中本浩揮(鹿屋体育大学)
シンポジスト(パフォーマンス科学):藤井進也(慶應義塾大学)

モーターコントロールは学際的な分野です。本シンポジウムでは、様々な分野出身の中堅研究者の方々に、どのような背景から、どのような経緯でモーターコン トロール研究を推進しているのかをお話ししていただきます。これにより、相手の「Theory of Mind」を知り、今後の進学や共同研究の障壁を取り除くきっかけにすることを目的とします。

一般演題

| 以下の演題が採択されました

フラッシュトークA(2021.9.10)
[A01][若] 彦坂 幹斗(中京大学大学院)
 片手握力発揮による疲労は両手握力発揮に部分的に影響する
[A02][若] 安藤 瑠称(静岡大学大学院)
 前腕重量の増加に対する運動軌道の再適応過程
[A03][若] 牧野 勇登(東京大学)
 視覚誤差情報に対するオフライン修正の運動指令生成メカニズムの検討
[A04][若] 小林 稔季(東京大学)
 両手で道具を操作する新奇な冗長運動課題における動作修正の検討
[A05][若] Rebelo DalBello Lucas(筑波大学)
 Role of variability in de novo learning for redundant motor apparatus
[A06][若] 小笠 希将(情報通信研究機構)
 意思決定の不確実性を文脈とした運動記憶
[A07][若] 女川 亮司(早稲田大学)
 Go-before-you-know状況でのリーチング運動における初期動作方略は不確かさが効果器にあるかターゲットにあるかで異なる
[A08][若] 草深 あやね(東京大学)
 視覚誤差に対する試行間の修正行動の変化
[A09][若] 平山 健人(早稲田大学)
 一方の手に対する事前の感覚刺激はその手の選択頻度を増加させる
[A10][若] 杉野 広尭(慶應義塾大学大学院)
 体操選手にみられる長潜時反射の変調:両腕での姿勢保持中の片腕への摂動が左右肢の伸張反射を駆動する
[A11][若] 小林 明美(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
 素早いヒッティング課題におけるGo/No-go判断のスポーツ競技経験による違い
[A12][若] 森山 真衣(京都大学)
 フットボール経験者と未経験者におけるボールキック動作の視覚運動適応
[A13][若] 山本 健太(大阪大学)
 視覚運動処理を含む歩行の運動記憶形成メカニズム
[A14][若] 小林 佳雄(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
 脊髄損傷者の車いす駆動に関連する機能モジュールの抽出-損傷髄節に応じた異なる駆動トルク生成方略-
[A15][若] 加藤 辰弥(東京大学)
 体性感覚誘発電位と運動皮質内求心性抑制を指標とした上-下肢間感覚運動統合
[A16][若] 中西 智也(東京大学大学院)
 片側下肢切断後に生じる同側運動感覚皮質-基底核ループの再組織化
[A17][若] 岩間 清太朗(慶應義塾大学大学院理工学研究科 )
 非生得的な脳波反応に基づくBrain-computer interfaceの操作訓練は大脳皮質の神経多様体を変形する
[A18][若] 出利葉拓也(慶應義塾大学)
 順序情報のワーキングメモリへのアクセスはシータ振動の位相依存的に無意識に揺らぐ
[A19][若] 太田 啓示(ユニバーシティカレッジロンドン)
 ベイズ理論の事前仮定は人間の運動行為生成過程に適用できるか
[A20] de Freitas Roberto(大阪大学)
 Computational model of nerve fiber activations during transcutaneous spinal cord stimulation
[A21] 板口 典弘(慶應義塾大学)
 粘性力場における水平到達把持運動の順応過程
[A22] 戸松 彩花(生理学研究所)
 マカクザルの運動リズム同調は社会的文脈で増進する
[A23] 國松 淳(筑波大学)
 親しい人物の顔を素早く見つける神経メカニズム

フラッシュトークB (2021.9.11)
[B01] 進士 裕介(中部大学大学院)
 小脳・脳幹再帰的ループを必要とする予測的視運動性眼球運動のリザバーコンピューティングによる再現
[B02] 田中 宏和(東京都市大学)
 A Quaternion-Based Analysis of Joint Rotations in Whole-Body Gait Cycles
[B03] 鈴木龍(愛知工業大学大学院)
 線形コンパス歩行モデルに基づく歩行中のバランス評価法の提案
[B04] 梅原 潤(情報通信研究機構)
 筋の表面形状計測における3次元超音波イメージングの妥当性検証
[B05] 福田 紀生(情報通信研究機構)
 Bending拘束を用いた筋ボリュームの変形シミュレーション
[B06] 村井 亮介(東京大学大学院)
 腕到達運動中に印加された筋電気刺激がもたらす感覚予測誤差への運動修正
[B07] Franklin Sae(Technical University of Munich)
 Online visual error modulates visuomotor feedback gains during motor adaptation
[B08] Franklin David(Technical University of Munich)
 Independent control of visual feedback systems for hand and target motion
[B09] 棚町 兼也(茨城県立医療大学大学院)
 脊髄小脳変性症患者の上肢到達運動の観察による最適制御理論の洞察
[B10] 小杉 亮人(国立精神・神経医療研究センター)
 霊長類脳卒中モデルにおける上肢到達運動初期段階の障害
[B11] 濵田 裕幸(東京大学)
 運動学習の習熟に関与する脳波パワースペクトルの特徴
[B12] 梅野 和也(静岡大学)
 ERDを用いた両手運動イメージと片手運動イメージの違いに関する検討
[B13] 江川 誠人(立命館大学)
 SSSEPを利用したニューロフィードバックシステムによる身体特異性注意機能向上と運動制御への寄与
[B14] キャンセル
[B15] 井出 拓見(中京大学)
 トランポリン跳躍運動により生じる運動と知覚の変調の時間依存的変化
[B16] 本田 一暁(NTT)
 動作特異性ジストニアに罹患したドラム奏者の演奏動作中の下肢筋活動に関する症例報告
[B17] 伊藤 佳奈実(広島大学大学院)
 ピアノ演奏経験者が行う外的ペースタッピングの同期安定性は視聴覚複合刺激 で顕在化する
[B18] 柚木 啓輔(広島大学大学院)
 静的筋収縮では錘を牽引する時より不動の物体を押す時に皮膚感覚情報が必要とされる

セレクトトーク1(2021.9.10)
[S01] 梅田 達也(京都大学大学院)
 中枢・末梢神経系の統合的解析による随意運動制御の神経機構
[S02] 上田 壮志(筑波大学)
 一次運動野の機能的ネットワークはquiet wakeとnon-REM睡眠時に類似構造をもつ
[S03] 横井 惇(情報通信研究機構)
 運動学習中の瞳孔径応答
[S04] 河島 則天(国立障害者リハビリテーションセンター研究所)
 各種障害者の歩行データベースの集約解析による歩行障害の構造化
[S05] 近田 彰治(大阪大学)
 Whole-body MRI と人工知能による筋骨格形状データベースの構築

セレクトトーク2(2021.9.10)
[S06] 平島 雅也(情報通信研究機構)
 ヒト運動制御系における遅延への適応様式:位相遅れ獲得仮説
[S07] 安部川 直稔(NTT)
 Distinct motor memories for hand reaching are acquired for static and dynamic gaze states
[S08] 池上 剛(情報通信研究機構)
 強化学習と誤差学習の非対称な学習の転移:視覚運動ゲイン適応による検討
[S09] 羽倉 信宏(情報通信研究機構)
 後部頭頂皮質において、運動誤差は効率的に符号化される

※なお、セレクトトークについては9件の応募があり、予定していた12枠内でしたので、すべてを採択いたしました。
もしこの企画が続くようでしたら、次回はより多くの応募をお待ちしております。

参加方法

手順1:会員登録
大会に参加するには、Motor Control 研究会の会員である必要があります。
未登録の方は、下記URLより会員登録を行ってください。
https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/auth/enroll/JSMC
年会費:正会員5000円、学生2500円

手順2:大会参加登録
下記URLより大会の参加登録を行ってください。
https://service.gakkai.ne.jp/solti-asp-member/auth/apply/JSMC
第15回大会の参加費:無料
受付期間:2021年7月5日(月)~8月13日(金) 正午(受付終了しました。多数のご登録ありがとうございました。)

手順3:一般演題の発表申込
手順2の参加登録完了メールで通知されるURLより発表申込を行ってください。
受付期間:2021年7月5日(月)~8月13日(金) 正午(受付終了しました。多数のご登録ありがとうございました。)
一般演題は以下の3つのいずれかで発表申込が可能です。

※トークには、フラッシュトーク(1分程度–>2分とします(8/20更新))とセレクトトーク(15分)があります。セレクトトークは12 枠の制限があるため、提出いただいた一般抄録と分野のバランスを総合的に判断して採択を決定いたします。もし採択されなかった場合は、フラッシュトークで の発表とさせていただきますので、予めご了承ください。なお、若手奨励賞応募者は、すべてフラッシュトークとさせていただきます。

手順4:フラッシュトークスライドのアップロード
8月20日頃、フラッシュ・セレクトトークの採択結果をメールで連絡します。フラッシュトーク対象者は、メールで通知されるURLよりフラッシュトークスライドをアップロードしてください。受付期間:2021年8月23日(月)~8月27日(金)正午

⼀般演題登録・若手奨励賞応募要項

一般演題発表

1. 発表について
⼀般演題発表者には、トークとポスター発表の両⽅を⾏っていただきます。

1-1. フラッシュトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:1分程度(登録演題数に応じて決定します)。–>2分とします(8/20更新)
・ 事前に提出いただいたPDFファイルを使って簡潔にご説明ください。
・ 質疑応答は設けません。各ポスターでご討論ください。

1-2. セレクトトーク
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語とします。
・ 発表時間:15分(発表10分、質疑応答5分)。
・ 発表資料は当日までに準備し、ご自身のPCを用いてご説明ください。
・ 全員が聞ける状況で、5分間の質疑応答を行います。
・ 更なる討論は、ポスターで行ってください。

1-3. ポスター発表
・ 使⽤⾔語:⽇本語または英語。⽇本語で作成する場合でも、演題名、発表者名、所属、図のタイトルは英語併記を原則とします。
・ ポスターサイズ: A判横長のPDF1枚(または4:3のPowerPoint1枚)
・ 動画、音声ファイル等: 補足として利用可能。
・ コアタイム(トークと同⽇)を設けます。

2-1. 一般抄録
・ 発表申込時に提出が必要。
Abstract_テンプレート.docxを使⽤して一般抄録(A4、1枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。
・ 提出の際のファイル名は、Abstract_ taro_tanaka.pdf のように「Abstract_(first
name)_(last name).pdf」としてください。(全て半⾓)

2-2. フラッシュトークスライド
・ 演題決定後、8月23日(月)~8月27日(金)正午の間に提出。
・ サイズは4:3で、PDF形式でご⽤意ください。
・ 枚数は2枚を限度とします。(アニメーション、動画、⾳声は使⽤不可)
・ スライド1枚⽬には、タイトル、発表者、所属などの情報を簡潔に記載してください(形式⾃由)。
・ 登録の際のファイル名はFlash_taro_tanaka.pdf のように「Flash_(first name)_(last name).pdf」としてください。(全て半⾓)
・ 提出後のスライドデータを差し替えることはできませんので、ご注意ください。

若手奨励賞

1. ⽬的
運動制御研究を担う優秀な若⼿研究者の研究を奨励し、Motor Control 研究会をより活性化するために本賞(Motor Control 研究会若⼿奨励賞)を設けます。

2. 対象
博⼠学位取得後5年以内までの研究者(博⼠学位未取得者も含む)が筆頭著者として発表する⼀般演題。

3. 受賞件数
5 件以内。

4. 表彰
表彰は研究会閉会式で⾏います。受賞者には賞状と副賞を贈呈します。また受賞者の⽒名と演題は、Motor Control 研究会のホームページ上で公開します。

5. 選考⽅法
若⼿奨励賞選考委員会が、あらかじめ提出された審査⽤書類、およびフラッシュトークプレゼンテーション、ポスター発表を総合的に評価の上、厳正に審査・選出します。

6. 審査基準
以下の書類審査、フラッシュトークプレゼンならびにポスター発表の各項目の点数の合計点によって審査します。
【書類審査】
1) 研究の目的と意義の明確さ
2) 研究方法の適切さ
3) 独創性・新規性
4) 記述の分かりやすさと論理性
5) 結論・主張点の妥当性
6) 運動制御科学への貢献可能性
【フラッシュトークプレゼンテーション】
1) 明確かつ簡潔に研究の位置づけ、内容、研究分野への貢献が伝わるか
2) 時間を厳守しているか
【ポスター発表】
1) 図表やレイアウトの分かりやすさ
2) 質疑応答の明確さ
3) 研究の目的と意義が明確に説明されているか
4) 研究方法の適切さが明確に説明されているか
5) 独創性・新規性が明確に説明されているか
6) 結論・主張点の妥当性が明確に説明されているか
7) 運動制御科学への貢献可能性が明確に説明されているか

7. 若手奨励賞審査用抄録
・ 発表申込時に提出が必要。
Wakate_テンプレート.docxを使⽤して若手奨励賞審査用抄録(A4、2枚)を作成し、PDF形式でご提出ください。
・ 提出の際のファイル名は、Wakate_taro_tanaka.pdfのように「Wakate_(first name)_(last name).pdf」としてください。(全て半⾓)
・当該審査用抄録は公開しません。

ベストプレゼンテーション賞

1. ⽬的
研究歴を問わず、優れた研究を評価する場を提供することで、年次大会の発表を活性化する。また、参加者全員による投票とすることで、大会へのより積極的な参加を促す。

2. 対象
すべての⼀般演題。

3. 受賞件数
5 件程度。なお、若手奨励賞とのダブル受賞も可能です。

4. 表彰
表彰は研究会閉会式で⾏います。賞状や副賞はありません。受賞者の⽒名と演題は、Motor Control 研究会のホームページ上で公開します。

5. 選考⽅法
三日目のポスター発表が終わった段階で、参加者全員に投票していただきます。参加者一人につき、5件まで投票可能。

6. 投票基準
知り合いや著名な研究者に投票するという基準ではなく、当大会での発表内容が運動制御科学の発展に貢献するものであったかをご自身で判断して投票してください。優れた研究を見極める力を養うことも大会の大きな目的の一つです。

7. 提出書類
ベストプレゼンテーションの受賞に必要な提出書類はありません。すべての一般演題が投票対象になります。

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